Amazonアソシエイトをアフィリエイトの基本として、読者目線のブログにする

Amazonアソシエイトは、有用な情報を提供するブログの収益化を助けてくれます。アフィサイトと呼ばれないブログづくりを心がけましょう。

サイト収益化 vs 読者目線

サイトの収益化は必然

サイトの収益化は、運営者にとって当然行うべきことです。グーグルアドセンスや各種アフィリエイトプログラムを利用することで、サイトから収益が得られます。すでに、個人ブログだけでなく、公的機関以外の組織が運営する多くのサイトでも、そのような収益化の仕組みが組み込まれています。

この収益化の理由は、サイトの運営や更新に関わる費用(ネットワーク維持費、人件費、取材費など)を賄うためです。NHK以外の民放が、番組にCMを組み込むことで、スポンサーから制作費の提供を受けることを考えると、サイト収益化はあたりまえのことであると分かります。

読者目線では収益化目的の有害な個人ブログが目立つ

しかしながら、個人ブログに限定すると、訪問者である読者のためにならない情報を押し付けるアフィリエイトブログを目にすることが多いです。ほとんどの方は、検索エンジンで上位に掲載される記事を閲覧しています。しかし、実はそのような記事は、ITリテラシーが高い個人ブロガーが徹底的にSEO対策(キーワード検索の最適化)して作成したものです。そして、そのような記事のほとんどは、ブログ収益化を最適化するために、高額報酬を提供するアフィリエイトサービス(A8 net, ValueCommerce, Rentracksなど)のリンクを踏ませるためのものでしかないからです。

このような、高額報酬が設定されたアフィリエイトリンクが巧妙に埋め込まれたアフィリエイトブログははっきり言って有害です。なぜなら、運営者が実際に使用している商品やサービスではなく、紹介成果報酬が高いものが選別されてお勧めされているからです。本当に良い商品は情報提供すらされず、成果報酬と直結した商品が巧妙に隠蔽されたアフィリエイトリンクとともに読者にお勧めされているのです。

例えば、クレジットカードや保険などの金融関係、ダイエットや化粧品などの美容関係、スマホやサーバーなどの通信契約関係、各種定期購入関係のブログは、読者の利益ではなく、運営者の利益のみを追求した悪質なアフィリエイトブログです。

常識的に考えて分かるのですが、高額なアフィリエイト報酬が設定された商品は、アフィリエイト報酬分だけ割高なはずです。しかし、我々は、アフィリエイトを追求したブログばかり見ているせいで、割安な本当に良い商品の情報を得にくくなっているのです。

理想的なアフィリエイトブログの作り方

望ましいアフィリエイトサイトは、読者目線に立ち返ることで構築できます。以下、その具体的な方法を説明します。

実体験に基づくトピックで記事を書く

実際に、使った物やサービスについて記事を書きましょう。できれば、現在進行形で利用しているものについての記事が良いです。写真やキャプチャもあるといいでしょう。大切なことは、本当に利用して良いと思ったものだけに限定して記事を書くことです。そのような視点で書かれた記事は、検索流入で訪れた読者にとって、有用な情報が含まれていることでしょう。そして、もし、それがアフィリエイト対象商品であれば、堂々とアフィリエイトリンク付きで紹介しましょう。

ただし、実体験を稼ぐために、等価な複数のサービスと契約して(契約後すぐ解約含む)して、複数を同時にアフィリエイトリンク付きで紹介するのは、やめましょう。例えば、複数の通信サービス、新電力、証券、保険、サーバーなど、同時に契約する必要のないサービスを、あたかも使いこなしているかのように見せかけつつ、高額なアフィリエイト報酬があるものだけ、アフィリエイトリンクを埋め込んで、特にお勧めして紹介するのは恥ずかしい行為です。

高額報酬のアフィリエイトサービスと提携しない

そもそも、偏ったアフィリエイト記事が氾濫している原因は、特定商品やサービスに高額報酬を設定するアフィリエイトプログラムがあるからです。これらと提携すると、どうしても、報酬のための記事を書きたくなるものです。ですので、ここは思い切って、高額報酬を設定するアフィリエイトプログラムとの提携を打ち切ってみてはいかがでしょうか。

アフィリエイトはAmazonアソシエイトを基本にする

理想的なアフィリエイトは、Amazonアソシエイトで実現できます。本来アフィリエイトは、「自分が実際に体験して素晴らしいと思ったものだけを記事化して、読者に紹介して購入されたら紹介料を得る」であるべきです。これを実現するためには、「自分が素晴らしいと思ったもの」が「アフィリエイト対象」である必要があります。そして、本当に幸いなことに、膨大な商品を抱えるオンラインショッピングサイトと結びついたAmazonアソシエイトでは、その要求を満たすことができます。

私たちが良いと思ったものは、必ずと言っていいほどAmazonで売られています。ですので、自分の素晴らしいと思った商品をそのまま紹介できます。のちに紹介しますが、Amazonアソシエイトは報酬率が非常に低く、これで儲けることはまずできません。しかし、自分の感動をブログで伝えて、共感とちょっとした対価を得たい、というブログ開始の動機となった想いを体現できます。

なお、Amazonと同じぐらい多くの商品が購入可能な楽天市場やYahoo!ショッピングでも、それぞれアフィリエイトサービスが提供されています。楽天市場は楽天アフィリエイト、Yahoo!ショッピングはValueCommerceの提携先の1つとして、アフィリエイト可能です。知恵郎自身は、比較の結果Amazonをメインで使っているので、あまり楽天市場やYahoo!ショッピングのリンクを含めたくないです。ただ、読者の方の利便性のために、楽天使用やYahoo!ショッピングのアフィリエイトも当ブログで掲載しています。

Amazonアソシエイトとは

Amazonアソシエイトで知っておくべきことを紹介します。これからAmazonアソシエイトを始めようと思っている方は参考になるかと思います。

1996年から開始したアフィリエイトサービス

Amazonアソシエイトは、1996年7月頃、カクテルパーティーでAmazon.comの創業者ジェフ・ベゾスが、ある女性に「自分のサイトで離婚に関する本を売りたいんだけど」と持ちかけられたのをヒントにして、サービスとして取り入れられました。なお、Amazon自体は1994年に設立されたので、アソシエイトもAmazonと同じだけ歴史を刻んできたと言えます。

Amazon Associates is one of the first online affiliate marketing programs and was launched in 1996.

出典:Amazonアソシエイト

クリック報酬型ではなく成果報酬型である

Amazonアソシエイトは、成果報酬型のアフィリエイトサービスです。広告やアフィリエイトには、クリック報酬型と成果報酬型またはその両方があります。クリック報酬型は、Google Adsenseが有名ですが、テキストやバナーがクリックされただけで報酬が支払われます。実際に商品が購入されたかどうかは関係ありません。一方、Amazonアソシエイトに代表される成果報酬型は、クリックされた後に実際にモノやサービスの購入が伴わないと報酬が支払われません。

一般的に、クリック報酬型は報酬が発生しやすいものの単価が低く、成果報酬型は報酬が発生しにくいものの単価が高いです。ただし、成果報酬型のなかでも、Amazonアソシエイトのような物販系は、次に示すようにあまり報酬が高いとは言えません。

ほぼすべての商品をカバーするが紹介料率は低い

Amazon物販アソシエイトの紹介料率は、以下の表のとおりです(2020年4月時点)。

紹介料率商品カテゴリー
10%Amazonビデオ
Amazonコイン
8%Kindle本
デジタルミュージックダウンロード
Androidアプリ
食品&飲料、お酒
服、ファッション小物
ジュエリー
シューズ、バッグ、
Amazonパントリー対象商品
SaaSストアの対象PCソフト
5%ドラッグストア用品
ビューティー用品
コスメ、ペット用品
4.5%Kindleデバイス
Fireデバイス
Fire TV
Amazon Echo
4%DIY用品
産業・研究開発用品
ベビー・マタニティ用品
スポーツ&アウトドア用品
ギフト券
3%本、文房具/オフィス用品
おもちゃ、ホビー
キッチン用品/食器
インテリア/家具/寝具
生活雑貨
手芸/画材
2%CD、DVD、ブルーレイ
ゲーム/PCソフト(含ダウンロード)
カメラ、PC
家電
カー用品・バイク用品
腕時計
楽器
0.5%フィギュア
0%ビデオ
Amazonフレッシュ

なお、上記の商品カテゴリーに含まれない商品の紹介料率は2%です。また、上限は1,000円です。

リンク先で24時間以内にカート追加された商品が紹介料対象

紹介料が発生するには、いくつかのステップがあり、すべて達成される必要があります。以下は、知恵郎が公式の説明を分かりやすく書き直したものです。

  1. 訪問者がアソシエイトリンクをクリックして、Amazon.co.jpを訪れること。
  2. その訪問者が、24時間以内にショッピングカートに商品を追加すること。
  3. ただし、訪問者が、そのリンククリックからカート追加までの間に、他サイトのアソシエイトリンクの経由や、商品の注文、クッキーの削除をしないこと。
  4. そのカートに追加された商品が期限切れになる前に購入されること。
  5. その商品の代金が支払われ、発送完了になること。

アソシエイトのルールで一般的に知られていないのが、2番目の条件の意味することです。アソシエイトリンクをクリックして24時間以内にカートに追加される商品は、ブログ等で紹介した商品である必要はありません。実は、全く別の商品が購入されて、発送完了すれば、その別の商品の紹介料率で紹介料が支払われます。Amazonは、「Amazon経由でなにかしらの商品が購入されればAmazonにとってメリットがある」と考えているのです。

短縮URLが使える

Amazonアソシエイトリンクには、短縮URLが使えます。https://amzn.to/35NOoHvのような、短いURLです。リンク先で実際の長いURLの商品ページへリダイレクトされます。ごちゃごちゃした長いURLリンクは印象が悪いですので、短縮URLが使えるのは大きなメリットです。

なお、Amazonではこの短縮URLが永続的に維持されます。楽天アフィリエイトの場合は、短縮URLは期限付きでの提供ですので、Amazonアソシエイトの方が優れています。

広告ブロックされにくい

Amazonアソシエイトは、広告ブロックのホワイトリストに登録されやすく、広告ブロックの影響をほとんど受けません。あまりにも多くのウェブサイトで、商品情報(画像含む)を掲載する目的でAmazonアソシエイトに紐づけられたAPIが使用されているためです。つまり、Amazonアソシエイトをブロックすれば、それらのサイトの商品情報が消えるため、何が何だか分からなくなるからです。

大切なことは、今後広告ブロックがインターネット閲覧の常識になったときに、Amazonアソシエイトだけが生き残る可能性が高いということです。

Amazonアソシエイトの収益はあくまでお小遣い

アマチュアブロガーでは、Amazonアソシエイトで稼ぐのは不可能です。知恵郎の例で恐縮ですが、Amazon商品との関連性が低くアソシエイトリンクがつけられない解説記事も多いです、そしてリンクを付けられた記事があったとしてもほとんどクリックされません、クリック後の24時間以内に購入される割合も数%ほどで、紹介料率も数%ですので、数カ月に一度、雀の涙ほどの紹介料(500円分のギフト券)しかいただけていません。レンタルサーバー代にも満たない額です。

ちなみに、知恵郎が、このような小学生のお小遣い程度の収益であってもブログを続けている理由については、以下に書いています。興味があれば、ご覧ください。

知恵郎.comについて
当ブログ、知恵郎.comの目的を説明します。

読者目線で誠実なブログを目指そう

これからブログを始めようと考えている方は、実際の体験を魅力的な記事にして公開して欲しいです。インターネットでは、多数の高額報酬アフィリエイト案件を勧めるためだけのブログがあり、辟易します。ぜひ、初心者の皆さんには、読者に寄り添ったブログを書いてほしいです。対価としてお小遣いが欲しければ、Amazonアソシエイトをお試しください。

もし、Amazonアソシエイトで足りなければ、投げ銭という選択肢もあります。知恵郎も、記事末尾に支援リンクを掲載しています。

他にもブログ運営に役立つ記事を書いています。興味のある方は下記からどうぞ。

ブログ構築・運営で抑えておくべきポイントまとめ
アフィリエイトサイトにはなかなか書いていない、主に初心者が心得ておくべきブログ構築・運営のポイントを紹介します。

コメント

  1. ヒビヒビ より:

    初めまして。
    Amazonアソシエイトについてご質問宜しいでしょうか?
    「あるブログにおいて、添付されているAmazonアソシエイトのリンクを踏んで商品を見て興味を持った。
    そのまま購入しても良かったが、自分はポイントサイトやJALマイレージモールを踏んでからAmazonで買い物をするので、一旦リンク先から入ったAmazonを退室し、ブックマークしていたポイントサイトからAmazonに入って、ブログで紹介されていた商品を購入した。」
    これらを24時間以内に行っていた場合、アソシエイトの報酬は得られるのでしょうか?

    • 知恵郎知恵郎 より:

      ヒビヒビさん

      あるブログのアソシエイトリンクを踏んで商品をそのままカートに入れていれば、
      ブログのAmazonアソシエイト運営者に報酬が支払われます。

      JALマイルを貯めたいのであれば、
      カートに入れる前に(または、入れたものを削除してから)Amazonを退室ください。

      よろしくお願いいたします。
      知恵郎