原作:日向寺明徳、作画:あずま京太郎「サクラブリゲイド」全7巻

5.0

「サクラブリゲイド」のあらすじ・感想を紹介します。

あらすじ

次世代兵器の人型ロボットを操縦する日本国防軍の望月桜、上村雛、大場梓ら少年少女達は、同盟国のイルコパ王国で訓練を重ねていた。しかし、突如として米国とイルコパで戦線が開き、彼らは日本から存在しなかった軍隊として見捨てられ孤立する。そして、彼らは、イルコパで生き残るためにブリキ旅団と名乗り、米国軍への攻撃を開始して戦闘の早期終結を目指す。しかし、この攻撃が、ブリキ旅団と軍事技術を牛耳るアルカディア造兵廠との長い戦いの幕開けとなるのだった。

感想

ストーリーが、二転三転しながら、だんだんとスケールアップしていき、盛り上がり続ける漫画です。最初、ブリキ旅団が米国軍の掃討に成功して、イルコパでの存在意義を確立してハッピーエンドと思いきや、イルコパの裏切りにより、アルカディア造兵廠と自称する謎の組織に囚われます。そして、そのアルカディアから、先の戦いが日本の最新兵器人型が米軍に通用するのかを測るテストだったと告げられ、次々と各国の最新兵器との闘いを強要されます。終わりのない戦いを続けるかと思いきや、自分たちを売ったはずのイルコパ、日本軍、そして米国軍が三国同盟を結び、反アルカディアの旗を掲げブリキ旅団と共闘します。昨日の敵が、今日の友という、かなり熱い展開が待っています。

様々な機関がいろいろな思惑で動きますが、主軸はブリキ旅団です。各人魅力的なのですが、特に三人一体のチームを組む主人公の桜、雛、梓には、スポットライトが当てられ、互いに信頼関係が育まれる様子が丁寧に描かれています。他の仲間達も頼もしく、ブリキ旅団自体が、心地よい大家族のようにみえます。ですので、彼ら旅団に感情移入して、より深く作品に没入できます。

また、人型ロボットが登場するということで、戦闘シーンも熱いです。もちろん、ロボット同士の戦いもあるのですが、現代兵器や歩兵も登場します。最後の総力戦では、それら新旧の兵器や歩兵が入り乱れるてんこ盛りの戦闘シーンが続き、大変盛り上がります。

このように、ストーリー、人間描写、戦闘シーンいずれも満足のいく内容であり、それらがあずま京太郎先生の美麗な絵で描かれ、テンポよく進んでいきます。わずか7巻ですが、超大作を読んだ気分になれます。

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