原作:安童夕馬、作画:朝基まさし「でぶせん」全9巻

「でぶせん」のあらすじ・感想を紹介します。

出典:でぶせん

あらすじ

借金苦で自殺をするため富士の樹海を訪れた会社員の福田満(みつる)は、自分とよく似たふっくら体形の遺体を発見する。その近くには、財布、指輪、自分とよく似た容姿の女性の福島満子(みつこ)が映った免許証があった。満は、満子として人生をやり直すことを決心し、財布をしまい、指輪をはめて、満子のマンションでぐっすりと休んだ。

出典:でぶせん

次の日、満は気づくと満子の服を着て底辺学校にいた。どうやら、教師として赴任したばかりだという。しかも、問題児の多いクラスの担任になっていた。満は怯えながらも満子として教師のまねごとをして、知らず知らずのうちに問題を抱える教え子たちの信頼を勝ち取っていくのだった。でぶのせんせい、略して「でぶせん」が活躍する物語です。

出典:でぶせん

感想

問題クラスの担任教師を演じることになった満が、最終的に立派に担任としての務めを果たす感動の話です。問題児達は、家庭環境などに問題を抱えており、一癖も二癖もあります。しかし、それら個々の生徒が抱える問題を、満は満子として解決していきます。満は、満子の霊が宿る指輪で体を少し操作されて、武道の達人を演じさせられたりもします(満子は柔道五段、空手三段、剣道二段、合わせて十段の武道の達人)。しかし、多くの場合は満自身の達観した人生観に基づいた行動によって、個々の生徒が納得する形で問題が解決されていきます。その過程が、丁寧に描写されており心動かされます。最初に自殺を考えて樹海に入った満が、教師として生徒たちに認められる感動のストーリーです。

出典:でぶせん

実はこの作品、最初に一つの謎が提示されています。なぜ武道の達人でもある満子が樹海で亡くなっていたのか?その謎は終盤に明らかになりますが、少し意外性があり驚きます。

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