久保ミツロウ「モテキ」全5巻

「モテキ」のあらすじ・感想を紹介します。

出典:モテキ

あらすじ

受け身の草食系男子の藤本幸世(ゆきよ)は、ある日、過去に知り合った土井亜紀(あき)、中柴いつか、小宮山夏樹(なつき)から立て続けに連絡を受ける。モテ期がきたと思った幸世は、彼女達と再会を果たすものの、その機会を生かせないまま終わってしまう。傷心を癒すため田舎の実家に戻った幸世は、そこで、同級生でヤンキーだった林田尚子(なおこ)と再会し、活を入れられる。そして、少し積極的に生まれ変わった幸世は、都会に戻り再び彼女達にアプローチする。

出典:モテキ

感想

タイトルにモテキとあるので、主人公の幸世がモテモテになると思って読み始めると裏切られます。男女関係を深堀できない幸世は、再会する彼女たちの複雑な女心を理解できずに、ただただ翻弄されていきます。最終的に、みっともないながらも開き直って、彼女達の一人と関係を深めることになるのですが、それに至るまでの、あえぐ姿が凄まじいです。青年漫画らしからぬストーリーです。でも、彼女たち4人全員とちゃっかりキスできているところが、青年漫画です。

出典:モテキ

この作品は、男には理解できない女性を描くことに成功しています。ああ、女の人ってこんな考えや行動をするんだ、全く理解できない、と男なら悩んでしまうことでしょう。特に夏樹の行動は意味不明です(でも一番魅力的です)。ただ、このような魅力的な女性になら翻弄されてもいいかもしれない、と思ってしまいますね。ちなみに、久保ミツロウ先生は、名前からよく誤解されますが女性漫画家で、女性を描くのがいろんな意味で上手です。

出典:モテキ

草食系男子という言葉がはやった時の漫画ですが、今の時代にも通じるものがあるかもしれません。女心が理解できない方はぜひ読んで欲しいです。やっぱり理解できない、ということを再確認する結果に終わるかもしれませんが。

なお、既刊一覧は、Amazon Kindleまたは楽天Kobo確認できます。全5巻とありますが、4巻完結で5冊目の4.5巻は番外編です。

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