無農薬の国産粉末緑茶で健康と節約を両立する

粉末緑茶は、急須が不要で茶殻も発生せず、経済的なお茶です。特に、無農薬の粉末緑茶は、残留農薬を気にせずにカテキンや食物繊維などの栄養素を丸ごと摂取でき、健康を気遣う方にお勧めできます。

緑茶は広く普及した健康飲料

緑茶(煎茶で最も一般的なお茶)は、健康志向にマッチした国民的飲料です。緑茶自体、古くから日本で親しまれているお茶で、国内であればどこでも手に入ります。また、その渋み成分であるカテキンには抗酸化作用があり、老化抑制や癌予防が期待できます。これらの特徴から、日常的に飲んでいる方も多いでしょう。

この記事では、この緑茶に関して、茶葉を粉末状にした「粉末緑茶」という選択肢を提案し、その魅力を紹介します。

粉末緑茶と従来緑茶の比較

栄養的観点

粉末緑茶は茶葉を丸ごと飲んでいるので、茶葉に含まれる栄養素の摂取効率が従来のお茶に比べて高いです。以下表に、KINDAI SERVICEが公開している粉末緑茶(煎茶丸呑)と普通の緑茶(煎茶抽出)の成分比較(抜粋)を示します。一見して分かる通り粉末緑茶の方が茶葉の栄養素をより多く摂取できます。特に、粉末緑茶のカテキン摂取量は、急須の場合の4倍もあり、健康志向から緑茶を選択している方にお勧めできる飲み方です。

煎茶1g分の
粉末緑茶
煎茶1gから
抽出した緑茶
カテキン130 mg30.1 mg
テアニン16 mg5.6 mg
カフェイン23 mg8.6 mg
βカロチン130 μg0 μg
ビタミンC2.5 mg1.7 mg
ビタミンE0.65 mg0 mg
食物繊維0.4 ~ 0.5 g0 g

味の観点

粉末緑茶は、急須で問題になる出涸らしという概念がないため、常に作りたてのお茶を味わえます。これは、抽出を重ねる毎に徐々に味が落ちていく従来のお茶に対する粉末緑茶のメリットです。

経済的観点

粉末緑茶の使用は食費節約にもなります。湯飲み1杯に使う粉末緑茶は0.5 gほどです。そして、粉末緑茶は100 g入りで千円弱が相場です。つまり、1杯5円以下となり、コストパフォーマンスに優れた飲料とみなせます。

さらに節約を目指す場合は、外出時もペットボトルでなく水筒のお茶を持ち歩くことになります。軽くてお手入れしやすい水筒についても検討していますので、興味のある方は下記記事をどうぞ。

タイガーのサハラマグ(魔法瓶)は、サーモス・象印の水筒と比較して軽くて洗いやすい
ペットボトルよりも経済的な水筒について、より軽く・洗いやすいマグタイプを追求すると、タイガーのサハラマグに辿り着きます。サーモス・象印の同等品との比較を経て、タイガーのサハラマグの優位性を説明し、使用感をレビューします。

作業的観点

粉末緑茶は従来型の緑茶と比べて、準備と後片付けの工程が少ないです。

従来の急須を使う緑茶では、まず茶葉を急須に適量入れ、急須にお茶を注ぎ、抽出を待ち、湯飲みに注ぎます。そして、急須は、使用後に中の茶葉を捨てて、洗う必要があります。大変煩雑な作業ですし、急須を置くための場所も必要です。

一方、粉末緑茶では、粉末を湯飲みに適量入れ、お湯を注げば完了です。後片付けは湯飲みを洗うだけです。 茶殻(ゴミ)も発生しません。

粉末緑茶の選び方

粉末緑茶、粉茶、抹茶の違い

粉末緑茶を選定する前に、粉末緑茶と粉茶と抹茶の違いを理解しておきましょう。どれも、粉っぽいですが、特徴を比較すると以下表のようになります。

粉末緑茶粉茶抹茶 
原料
茶葉
煎茶煎茶碾茶
製造
方法
煎茶を
粉末化
煎茶の製造過程で
落ちた粉
碾茶を
粉末化
コメント健康重視
(カテキン)
安さ重視うまみ重視

粉末緑茶とは、煎茶(いわゆる緑茶の代表格)を粉末状にしたもので、カテキンが豊富で健康に良いとされています。そして、その煎茶の製造過程で、茶葉の葉と茎を切断するときに出る粉を集めたものが粉茶です。粉茶は、基本的に煎茶の副産物であるので安いです。一方、抹茶は、そもそも煎茶ではなく、碾茶(てんちゃ)を粉末状にしたものです。 この碾茶は、茶葉を収穫2週間ほど前から日陰で成長させて、うまみ成分であるテアニンを増加させたものです。ですので、抹茶は美味しいのです。ただ、健康だけを考えた場合は、粉末緑茶の方が優れています。

無農薬粉末緑茶を選択する

粉末緑茶を選ぶ際には必ず無農薬品を選んでください。あまり想像できないかもしれませんが、日本では一般的に茶の栽培に農薬が使用されています。そして、茶葉の残留農薬の基準値は野菜や果物よりも大きいです。例えば、アセタミプリドという殺虫性の農薬がありますが、以下の表のように、茶では他の食品に比べて残留農薬の基準値が高いです(残留農薬基準値検索システムより)。

食品分類名基準値(ppm)
小麦0.3
大豆0.3
ほうれん草3
みかん0.5
30

茶の残留農薬の基準値が高くても許されている主な理由は、農薬が茶葉に残留し茶殻として廃棄されることを想定しているためです。一方、粉末緑茶のように茶葉を直接食べることが想定される場合は、この農薬を丸ごと摂取することになりかなり危険です。そのため、粉末緑茶は無農薬栽培の茶葉であるべきです。

屋久島深山園の無農薬粉末緑茶

無農薬粉末緑茶の一つの候補として、知恵郎は屋久島 深山園の無農薬粉末緑茶を飲んでいます。深山園は、農薬や化学肥料に頼らないで茶葉を栽培している今や数少ない自然派の茶畑です。茶畑から東シナ海を望めるそうですが、そのような場所で栽培された一番茶を知恵郎は日常的に飲むお茶として選択しています。

深山園の粉末緑茶では、以下の写真で示す100 g入りの「屋久島粉末緑茶 一番茶」が最も一般的でしょう。この1袋で、200杯の緑茶が楽しめます。 品種は、やぶ北・紅富貴・あさつゆ・島みどり・さえみどりであり、それらがブレンドされたお茶になっています。千円ほどでAmazon楽天市場Yahoo!などから購入できます。カテキンが強化されたより安価な「屋久島粉末緑茶二番茶」もありますので、興味のある方は、Amazon楽天市場Yahoo!等で確認ください。

粉末緑茶を使う場合は、ふりかけ用の小容器を別途用意するとよいでしょう。知恵郎の場合は、上部に複数のサイズの穴が開いた小さな調味料入れを100円ショップで購入して利用しています。透明な小瓶ですので、粉末の残量が確認できて便利です。袋から一定量をこの調味料入れに入れて使うことで、粉末緑茶の大元の袋(チャック付)の開閉回数が減らして鮮度を保てます。

粉末緑茶の入れ方のコツ

粉末緑茶の入れ方にはコツがあります。

まず、湯飲み1杯分の粉末緑茶の量は、0.5gほどで十分です。知恵郎の場合は、小瓶を一振り二振り程度で、下の写真程度の量です。急須の場合より使用する茶葉の量は圧倒的に少ないので、最初のうちは戸惑うかもしれません。

そして、できるだけ熱いお湯を注ぎます。これは、ぬるいお湯だとダマができますので、それを防ぐためです。ただ、熱いお湯であっても、完全に粉末緑茶を溶かしきるのは困難で、底に粉末緑茶が僅かに堆積します。このわずかな堆積は防げませんので、気にする必要はありません。

あとは、屋久島の自然に思いを馳せて、ゆっくりと味わうだけです。

粉末緑茶に切り替えてみる

もし、緑茶をよく飲む方で、急須を洗うのが面倒であったり、茶葉の購入費用を節約したい場合は、粉末緑茶に切り替えてみてはいかがでしょうか?時間とお金を節約できます。また、栄養素の摂取効率も優れているので、健康志向の方にもお勧めできます。ただし、無農薬であるかどうかは確認ください。

知恵郎が普段飲んでいる深山園の無農薬粉末緑茶はその一つの解になります。安心して飲めるお茶ですが、安価に購入できます。Amazon楽天市場、またはYahoo!で価格の確認して、1杯の値段を計算するともう普通の茶葉には戻れなくなりますよ。

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